字天 小田光男です。

毎週土曜日に京都・西陣で開催されている古典「論語」の研究会にて、去る平成二十四年十月十三日に読書会同人・子敬子さんの古琴(七絃琴)の演奏を聞かせていただきました。読書会同人である小田が、演奏風景を録画編集しました。

七絃琴は、少なくとも1800年前の後漢時代末には言及がある、きわめて古い歴史を持った楽器です。孔子、諸葛孔明(しょかつこうめい)、李白、蘇東坡(そとうば)といった中国史の大文化人たちがこの琴を愛し、琴のための曲を作った、と伝えられています。

下の映像の曲は、約3000年前にいたと言われる周王朝の聖王である文王が太公望呂尚(たいこうぼうろしょう)を帝師として得た喜びを表して作ったと伝えられる『文王操(ぶんおうそう)』です。

この日撮影した映像は、以上です。

(字天 小田光男)